コストを削減するためにはクッキーを買う 〜ある時計修理屋の場合〜
先日、私のお気に入りにして唯一の腕時計が故障してしまった。
普段、腕時計なんてしないんだけれども、必要性も感じていないんだけれども、もういい年になって何かいいものをひとつくらいは持っていたいな、と思い買ったオメガのスピードマスター。(裏がスケルトン)
[オメガ]OMEGA 腕時計 スピードマスタープロフェッショナル 3573.50 メンズ [並行輸入品]
- 出版社/メーカー: OMEGA(オメガ)
- 発売日: 2007/03/17
- メディア: 時計
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買ってみると、かなり気に入ってしまって、仕事ではしてないけどプライベートではいつも身につけていました。
で、こいつが可愛いことに手巻きなんすよ。すぐ止まる。毎日巻かないといけない。だからね、毎日巻いてあげるんですよ。で、いつだったかな、巻いてたら突然軽くなったの。そこからはエンドレス手巻き。終わらない。そして針は動かない。
はい。故障です。
そこで修理してくれるとこを探しました。そしたら見つかりました。で、やりとりの方法は、当然店に持ち込んで見てもらって、、、みたいな流れかなと思っていたら、まさかの「郵送で送れ」とのこと。それ大丈夫かな〜?僕のオメガちゃん無事にそこにつくのかな〜?って心配でしょうがないですよ。郵送なんて。まあでもとりあえずってことでお願いしてみました。
そうすると、先方から時計を郵送するための箱が送られてきます。箱を送るからそれに入れて送り返してねってことですね。で、届いた箱に僕のオメガちゃんを入れようと箱を開けると、緩衝材に包まれてクッキーが一枚出てきました。海外のやつで割りと有名な。それと一緒にメッセージ。「ご注文ありがとう御座います。よろしければクッキーをどうぞ。」みたな感じだったと思う。
すごい工夫だよね。正直郵送で何十万もするもの送るの不安だったもの。でも、クッキー割れないんだって思ったら、大丈夫だな、送ろうって思ったもんね。
こういうことで、店舗で接客するコストを少なくしているんだね。すごい。
多分、次に時計が調子悪くなったらまた同じ店にお願いすると思います。
さー寝よ。