曖昧で緩い世界

自由に働けるようになりたい。面白いことを考えて、みんなも自分も楽しくなるモノを作りたい。

通勤経路とチャレンジ精神について

先日、車に轢かれた。

通勤途中だった。

 

いつも自転車で通勤しているんだけど、途中に漁業関係の卸業者の軒を連ねる通りがあって、朝の時間は買い付けに来る業者やフォークリフトや台車でごった返している。一応、市場とかではなくて普通の町中の道である。

 

いつも通りその中を自転車で颯爽と駆け抜け、向かいから車が来たのですれ違ったその瞬間。僕の体は空を舞った。

 

3メートルほど飛ばされて地面に背中から叩きつけられた。

意識はある。だが声が出ない。息が苦しい。ヤバイ。冷や汗がでる。自分は今一体どういう状況なのだろうか。あっという間に到着した救急車に載せられ、大勢の漁業及び飲食関係者に見守られながらドアは閉められた。

 

救急隊員に色々と質問をされながら徐々に落ち着いて来ると自分の状況が分かってくる。これはヤバイ。逆に。

 

どこも痛くない。

 

救急車に乗ってしまったので当然病院に行くことになる。気まずい。医師に診断され、念のためレントゲンも撮り診断は軽い打ち身と擦り傷。気まずい。こんなので救急車使うなよと言わんばかりの医師の顔。早々に病院を後にし、轢かれた2時間後には会社に出社してたよね。まあ無事で本当に良かったんだけどね。

 

その後、自転車を買い直してまた自転車通勤を始めたんだけど、通勤経路を変えることにした。流石に轢かれた現場を毎朝通るのは気持ちが良いものではないよね。てか単純にちょっとビビってる。

 

経験から学んだよね。通勤に市場は危ないと。
ごちゃごちゃしたところはリスクが高い。
 
でも通勤経路的には最短距離ではなくなった。だから時間もロスする。ほんの数十秒ではあるものの。これってビビってチャレンジできなくなっているとも言えるのでは?
 
経験から学だと思いつつ、単に出来なくなることが一つずつ増えていく。
 
バランスを意識しておかないと、良かれと思ってした判断で、
どんどん出来ない事が増えていく。
 
これが年をとるってことなんだなあ。
 
さー寝よ。